「チラシを印刷したいんだけど家庭用プリンターはインク代が高い!」
「コンビニのコピー機を試したけど品質がイマイチ」
「印刷業者は無数にあってどこがいいか分からない」
そんなお悩みありませんか? この記事では同じ悩みを抱えていた私がたどり着いた、安くておすすめの印刷業者をご紹介します。
条件に応じて4つおすすめがあるのですが、どれもオンラインで注文ができる便利な業者ばかりです。
目次
チラシの印刷が安いのはどの業者?
ネットで調べるとチラシ印刷を請け負ってくれる業者がたくさん出てきます。そこで、ある程度有名な業者7社に絞ってその料金を比較しました。品質や評判は置いといて、値段だけで比較してみます。
チラシ印刷の値段は「サイズ・用紙(紙質)・カラー or モノクロ・表面のみ or 両面・納期・部数」という要素で変化します。こちらの記事では需要が高いと思われる、
A4・両面モノクロ・上質紙90kg・5営業日
A4・カラー/モノクロ・コート紙90kg・5営業日
という2つのケースに絞って調査しました。
その前にちょっと印刷用語の解説。
kg(キログラム)とは紙の「厚さ」を表す単位です。一般的には「重さ」を表すkgが使われてるのが不思議ですが、これは「基準サイズの紙を1,000枚重ねたときの重さ」を表しています。「90kg」ということは、その紙の基準サイズのものを1,000枚重ねると90kgになる、ということです。
上質紙は一般的なコピー用紙のようなもので、表面がザラザラしています。紙で記入するのには適していますが、発色はあまりよくありません。素朴な印象の紙質です。コート紙は表面が薄くコーティングされた紙でツルツルとして発色の良い紙質です。カラーのチラシに適しています。
チラシ印刷代の7社一斉比較
同条件で有名な7社を比較しました。同一部数で最安値のところを赤くしています。
というわけで、条件によってかなり違うことが分かりました。業者によって低部数が得意なところ、上質紙よりコート紙が安いところ、さまざまです。ここまで違うのであれば事前にしっかり調べないとかなり大きな経費の差が生まれてしまいますね。
1:カラー/モノクロのコート紙なら【東京カラー印刷】
「激安・格安」
「日本一の安さ」
「業界最安値!」
といった言葉が並ぶ東京カラー印刷のホームページ。事実、比較したらここが最安でした。
しかも「価格保証キャンペーン」があって、もし他社の方が安かった場合、差額分はポイント還元をすると書かれています。「日本一の安さ」へのこだわりが見られます。
また、1000円以下の低単価注文でも送料無料! 赤字なんじゃないかと心配になるサービスの良さです。
今後、チラシを大量印刷するならこちらが第一候補です。
2:両面モノクロの上質紙なら【プリントパック】
「プリントパックならもっと安く」
「弊社より安い価格があればご相談ください!」
こちらも安さを全面にアピールしています。価格は東京カラー印刷とほぼ並んでおり、「両面モノクロ・上質紙」ならそれをしのぐ安さです。
「100円でも安くしたい」
「モノクロ・上質紙を使いたい」
という場合はこちらを選んでもいいでしょう。
こちらも、1,000円以下であっても送料無料。
3:100部だけなら【ACCEA(アクセア)】
100部という少部数で最安値となったのがACCEA(アクセア)です。
私自身、最初に使ったのがこのアクセアで、仕上がりのスピードとクオリティは大満足の業者でした。
急ぎで、かおかつ100部程度でいいという場合はアクセアがおすすめです。
ただし、それより多くなるとだいたいライバル他社より倍ほどの値段になるので注意が必要。
4:信頼感とサービスなら【ラクスル】
惜しくもどのケースでも最安値とはなりませんでしたが、業界最大手、CMでも有名なラクスルも捨てがたいところ。
カラー/モノクロ・コート紙で5000部くらいだとかなり安い方だし、デザインがホームページ上でできたりポスティング・サービスもあったりと、いたれりつくせり。
こちらも一度ホームページを覗いてみると、「あ、ここでやってくれるんだ!」という発見があるかもしれません。
体験談:チラシをコピーしたいのに手頃な方法がない!
ことの発端は、私が個人で出張パソコン教室のサービスを始めようとして、チラシの印刷をしようとしたことでした。
チラシ自体は画像編集ソフトでなんとか素人ながら作り上げたのですが、そのあとが問題。家庭用のプリンターで印刷すると品質が微妙な上、インク代がバカ高い。100枚を両面モノクロで印刷すると、それだけで大容量の互換インクが1つなくなってしまいます。これが2500円ほど。
てことは、1枚印刷するだけで25円もかかっている!
これはいけないと思い、私の奔走が始まりました。
次にセブンイレブンに行って、ネットプリントを利用してPDF形式のチラシ画像をプリントアウト。けれど、これがひどい。四辺が数ミリずつ切れてしまっているし、クオリティも低い。薄い色合いのところは完全に白くなってしまい、こんなもの、将来のお客さんに配れません。あと、両面印刷だと20円でまだ高い。
このあとミニストップに行きました。こちらはセブンイレブンと比べて半額でコピーできます。白黒なら両面で10円。で、試したのですがこれもクオリティがひどい。
この時点で、私はコンビニ印刷を諦めました。
エコタンクもレーザープリンターも微妙
それからプリンターの買い替えを検討。調べてみると、エコタンクとレーザープリンターがランニングコストに優れているようです。「買っちゃおうかな」とまで思ったのがこちらの2つ。
エプソン A4 モノクロ インクジェット エコタンク搭載 PX-S160T1
ブラザー レーザープリンター A4モノクロ HL-L2370DN
どちらも1万円台で変えます。今うちにあるのよりインク代はだいぶ節約できる。
ただ、それでも劇的に安いわけではないし、最初に購入費がかかるし、A4モノクロ限定だし、ということで躊躇。しかも、万が一品質に満足できなかったら返品やら何やら時間の無駄ですので、これも選択肢としてイマイチでした。
チラシ100部以上の印刷なら業者がおトク
というわけで、次にネットで業者を調べたらその安さに驚愕! これまで業務用のチラシ印刷サービス印刷など考えたこともなかったので、こんなに安いとは知りませんでした。
最初は近所にあったACCEA(アクセア)にお願いしたところ、初回にもかかわらず3時間ほどで完成。電話対応も早かったし、オンラインでの入稿もやりやすかったし、何よりクオリティが段違い! フチなしで、紙の質感もよく、最高の仕上がりとなりました。
チラシ作成は業者にまかせて安心
チラシ作成を少部数でよければ、最初の私と同様、アクセアがおすすめです。サイトも使いやすいです。
500部、1000部、それ以上の大量発注なら東京カラー印刷が安い。サイトの方で「最安値保証」をうたっているので、ここで頼めば損はしません。
デザインの外注はココナラで
素人やテンプレートのデザインとプロによるものではやはり仕上がりが全然違います。
反応を得られるチラシをデザインしてもらうなら、ココナラでの依頼が安くて便利です。経験豊富なプロが10,000〜20,000円という低価格でオリジナルのチラシを制作してくれます。
サンプル画像も豊富なので、「チラシ デザイン」で検索してぴったりくるデザイナーを探してみましょう。