Kindleペーパーバックの判型(サイズ)と余白(マージン)一覧

2022年8月7日

Kindleでペーパーバックを作成するとき、判型(本のサイズ)は自由に選ぶことができる。KDPにはいくつか規定のサイズもあるが、いずれも国内販売されている書籍のサイズとか微妙にずれている。そのため、市販本に合わせた判型にするなら自分で指定した方がいいだろう。

Kindleペーパーバックで作れる判型(サイズ)

書籍と一口に言っても、さまざまな判型がある。高さと幅はもちろん、余白(マージン)も違う。

そこで、ここではいくつか代表的な書籍サイズを調べて一覧にしてみた。いずれも手元の本を定規を使って実測したものだ。

種類高さ小口ノド
文庫(講談社)10.515.11.61.51.11.6
新書(新潮社)10.717.22.41.91.01.8
手帳(高橋)12.818.20.80.61.10.5
ノート(KOKUYO)セミB517.925.20.90.30.3
単行本(宝島社)12.818.82.42.71.82.0
雑誌(ジャンプ)B518.225.7
コミックス(集英社)10.317.6
単位はcm

天:ページ上部の余白
地:ページ下部の余白
小口:ページ外側の余白
ノド:ページ内側(綴じの方)の余白

無線綴じ(バラバラの紙を背で糊付けするタイプ)は、基本的にノドが広くなっている。

参考までに、あと2つ、よく参照されるサイズをメモしておこう。

A4サイズ:21.0 × 29.7
米国のペーパーバック:15.24 × 22.86(6 × 9 インチ)

高さと横幅の上限と下限

本の高さと横幅、それぞれ下限と上限が設けられている。

高さ:15.24 〜 29.69cm
横幅:10.16 〜 21.59cm

最小だとほぼ文庫本サイズ、最大にするとほぼA4サイズである。

この数字の中なら設定は自由なので、たとえば正方形の本や横長の本も作れる。紙に描いてみた。

黒線が正方形、赤線が横長

最小だと、正方形の本は一辺が文庫本の高さくらいのものが作れる。最大だと一辺が21.59cmのものまでいける。

横長だと、写真のように文芸誌を横にしたくらいのサイズが可能である。横幅は上限が小さく、縦は下限が大きいため、極端に横に長い本というのは作れない。

個人的には、正方形の本はインテリアとしても活躍しそうである。プレゼントとしての利用を見越して、きれいな表紙を用意して作ってみるといいかもしれない。

裁ち落とし

原稿の地がベタ塗り、または全面を図柄で覆いたい場合、余白ができないように裁ち落としという余白を付ける必要がある。これは原稿サイズに関わらず、Kindleペーパーバックでは3.2mmと決まっている。

天・地・小口の部分には、上記のマージンに加えて、それぞれ3.2mmの裁ち落とし=塗り足=Bleedを加えること。

手書きメモ

Kindleペーパーバックに必要なマージン

ペーパーバックの作成をするときは、周囲に6.4mmのマージンを取る必要がある。本文やノンブルなど、重要な要素がその範囲からはみ出ると、KDPの画面でエラーが出てしまう。

また、裁ち落とし「あり」の場合は3.2mmの余白がさらに必要となるので、マージンは6.4+3.2で9.6mm必要になる。

なお、ノドの部分は書籍のページ数によってマージンが変わってくる。厚ければ厚いほど本のノドの部分が見づらくなるためだ。

ページ数内側(ノド)マージン
24 ~ 150ページ9.6mm
151 ~ 300ページ12.7mm
301 ~ 500ページ15.9mm
501 ~ 700ページ19.1mm
701 ~ 828ページ22.3mm
出典:https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/GVBQ3CMEQW3W2VL6

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